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鉄筋コンクリート造(RC造)

鉄筋コンクリートとは

コンクリート壁

鉄筋コンクリートとは、その名のとおり

「鉄筋」と「コンクリート」が一体となった構造で、

それぞれの頭文字(「鉄筋=Reinforced」

「コンクリート=Concrete」)をとって

RC」とも呼ばれています。

特徴

*鉄筋とコンクリートはとても重みがありますので

 強固な地盤が必要で、土地により、地盤改良などが必要となります。

 

鉄筋は圧縮には弱く、引っ張りには強い。火に弱く、錆びやすい。

コンクリートは引っ張りには弱く、圧縮には強い性質をもっています。

 

この二つの長所を生かし、 コンクリートの中に鉄筋を入れ、鉄筋を火や錆びから防ぎ、

圧縮にも引っ張りにも強い部材として作られた構造ですので

地震、火災、水害などの災害に強く、耐久性に優れています。

高機密のため遮音性、断熱性が高い

RC造は高気密住宅のため、結露が発生しやすいので

木造よりも定期的に換気をする必要があります。

しかし、換気システム等を導入すれば、この問題は解消可能ですし、

遮音性に優れており、室内はとても静かです。

 

また、発泡断熱材を用いたRC住宅であれば、天井と床の温度差が少ないため

空調機の省エネが期待できます。

自由度の高い設計が可能

RC造は木造よりもお値段は上がりますが

木造住宅では難しいとされる

1階での広いリビング、ガレージ、店舗などの

設計ができるなど、

自由度の高い設計が可能です。

1階に店舗がある個人住宅

1階に店舗、駐車スペースがあるRC造個人住宅

劣化について

コンクリート ひび割れ

ひび割れの生じたコンクリート壁

地震が起きた際や、乾燥収縮など、

様々な要因によって「ひび割れ」が生じます。

 

割れた部分から雨水が侵入し

鉄筋が錆びてしまうと強度が落ち、

耐震性能が下がります。

 

耐震性能を保つ為には、

ひび割れ、鉄筋の錆びなどに

正しい対処をする必要があります。

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