木材の繊維と同じ方向への強度は高いけれども、
直角の方向からの強度は低いという特徴を持っています。
広い空間を作ることは、強度の問題上多少難しいという点もあります。
長時間の揺れへの強さはないので、接合部分を釘やボルトなどで補強する必要があります。
また、木には湿度調整機能があり、湿度を調整してくれます。
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木造
木造とは |
建物の骨組みの構造に木材を用いた工法です。
木材なので軽く、組立も比較的容易で、
経済的なので 主に、寺社建築や
高級住宅などに使用されています。
外部からの力に対して、抵抗する力があるので、
地震や台風の多い日本の風土に適した工法である
といえます。
特徴 |
火災、腐朽への対処 |
構造耐力上、主要な部分に木材を
使用しているため、火災に弱いのです。
それをカバーするために、
外壁、屋根、軒裏は
不燃材料を使用するなど
防火対策が必要です。
また、シロアリや腐朽に弱いため、
他構造よりも耐久性が下がります。
シロアリの侵入を防ぐため、
地面を鉄筋コンクリートで被ったり、
使用箇所に応じて耐腐朽性の
高いものを使います。
木造の個人住宅