☆「コンクリート」と「モルタル」の違い
一般にセメントで固めたものをコンクリートと言っていますが、セメントを水で練って固めたものはセメントペースト、それに砂を加えて固めたものはモルタルと呼んで区別しています。コンクリートはセメントに砂と砂利、さらに少量の混和材料を混ぜて固めたものです。
コンクリートに使う砂と砂利を骨材と言います。砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼んでいます。
簡単に言えば、モルタルは細骨材を、コンクリートは細骨材と粗骨材をセメントペーストで接着し固めたものです。砂や砂利は粒径が異なる為、骨材が効果的に充填するよう、粒径が異なるものをどのように混ぜるか、おおまかな基準が決められています。